誰もが楽しめる水辺空間の実現に向けて!

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 はじめまして。すいとブログを担当させていただきます、大澤です。

 「水都東京を創る会」のブログを時々更新させていただきます、よろしくお願いいたします。

 

 さて、本題に入りますが、大澤は3月29日、水都東京を創る会に所属しているメンバーが主催する「東京凸凹倶楽部」の「桜と7つの絶景ウォーターフロントを巡る隅田川Walk& cruise」に参加させていただきました。そのときの様子をブログに綴りたいと思います。

 

 集合場所は深川不動尊。

 江戸期、永代寺という寺院があり、そこで度々成田山新勝寺の出開帳(有名社寺の本尊等を出張させて公開すること)が行われていましたが、明治元年(1868年)に永代寺は廃寺となりました。その跡地に建立されたのが深川不動尊です。

 深川不動尊にはクリスタル五輪塔が約1万体並ぶ「祈りの回廊」があり、とても綺麗なので行ってみてくださいね。

 

 深川不動尊の隣には富岡八幡宮があります。

 富岡八幡宮は長盛上人が隅田川河口の砂州・永代島を埋め立てて創建した神社です。

 江戸期に行われていた祭礼は神田明神等に匹敵するほど盛大なものだったそうです。現在も祭礼は行われており、ゴージャスなお御輿が展示されていました。

 

 富岡八幡宮の境内には伊能忠敬の像があります。

 この像は、伊能忠敬が測量の旅に出る前には必ず富岡八幡宮に参拝、旅の安全を祈願していた縁で建立されています。

 

 富岡八幡宮の近くには弾正橋もあります。

 弾正橋は明治11年(1878年)に製造された橋で、近代橋梁史上貴重なものであるため国の重要文化財に指定されています。

 

 大横川からの桜が綺麗だったのですが、雨が降っていたこともありほとんど花見客はいませんでした。

 

 東京海洋大学へ移り、明治丸を見ました。明治丸は、明治天皇の東北巡幸に使用され、のちに学生の練習艦として世界各地を航海した船です。

 

 晴海運河沿いの石川島公園には「日本初の民営洋式造船所 発祥の地」の碑があります。

 これは、明治9年(1876年)に官営だった石川島造船所を民営にして再スタート、明治26年(1893年)には株式会社東京石川島造船所となりました。

 

 雨が降っていても、桜は綺麗です。

 

 住吉神社は、佃島の漁師が大阪にある住吉神社の分霊を勧進して創建され、海運業者や問屋業者から篤く尊崇されていました。

 

 住吉神社の近くには江戸時代後期、寛政10年(1798年)に造られた大幟の柱が水中に埋設されています。水中に埋めることで腐敗を防ぐ、という先人の知恵ですね。

 

 晴海運河には晴海橋梁があります。この橋梁は国鉄越中島支線の橋梁で、昭和32年(1957年)に架けられましたが、平成元年(1989年)に国鉄越中島支線は廃線となり、鉄道橋としての生命は終えました。現在は遊歩道として工事中です。

 

 ららぽーと豊洲から「東京ベイ周遊クルーズ」に乗ります。このクルーズはららぽーと豊洲を出てレインボーブリッジをくぐり、お台場を周遊するもので、1,500円で乗れます。おすすめです。

 

 ユリカモメが近くを飛んでいたので、撮ってみました。

 

 東京ベイ周遊クルーズに乗って、ららぽーと豊洲で解散です。

 明治丸や晴海橋梁は「水都東京を創る会」のクルーズでも水辺から見ることはよくありましたが、陸から見る機会はあまりなかったかもしれない、と感じました。

 このブログを読んで、「今度は水辺から見てみたいな」と思った人は、5月17日の「第2便 亀島川・江戸湊から東京港舟遊クルーズ」に乗れば、これらのものを水辺から見ることができますので、ご検討してみてはいかがでしょうか。

https://peatix.com/event/4319878/view

    2 Responses

    1. 楽しいイベントでしたね!
      すいとブログもお願いしていますが、楽しかったことを書いてくださると嬉しいです。

      • お読みいただきありがとうございます。
        楽しいイベントでした。
        今後は楽しかったことも記録するようにいたします。

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